がんでは?と思ったら
―漢方とがんに関する情報サイト

身体のどこかに異常を感じて、もしかすると「がん」ではないかと考えたり、健康診断で異常が見つかったときには、死の不安を感じたり、絶望感が胸をよぎるようなことがあるのではないかと思います。

気がかりなことや、心配事は一人で悩んでいるとどんどんとマイナス方向にしか考えられなくなってしまいます。一人で悩んでいるよりは、誰かに話してみることで、自分の気持ちが整理でき、楽になれる場合も少なくありません。

周りに相談できる人がいなくても、がん患者会の相談室など、現在は電話などで相談できるところがあります。なかなか病院に行けない・・・そういうときもほかの人に相談することで、気持ちに何らかの変化が起こるかもしれません。

病院へ―信頼できる医師を探す

まず身体に異常を感じたら、いつも行っている診療所や病院があるなら、主治医に診てもらってください。検査などが必要であれば、その検査設備のある大きな病院を紹介してもらえます。主治医からの紹介だと、行ったことのない病院でも、不安が少なくてすむはずです。

自分で精密検査を受ける病院を選ぶ場合は、何回かは通院したり、検査入院したりする可能性もありますので、比較的家から近いところが便利でしょう。近所に適当な病院がない場合は、いろいろ情報を集めて選ぶことになります。

いずれにしても大切なのは、その病院の先生と出会ってみて、信頼できるかどうかだといえます。医師も人間ですので、ウマが合う、合わないというものがあります。自分にとって「ウマ」が合う先生がいいと思います。自分で納得できなければ、診断も信じることができないでしょう。しかし、受診していく過程で医師に対して信頼できなくなるケースも少なくありません。そのときはセカンドオピニオン(違う医師に診てもらう)を得るようにしてください。

初めての受診―勇気を持って伝える

まず、受診の理由を聞かれるのが普通です。受診の理由は包み隠さず、先生に正確に伝えて下さい。気になる症状、痛みの有無、どんな痛みか、現在ある症状に対して何か治療を受けたことがあるか、現在飲んでいる薬についてなど、また過去にかかった病気や、親族の病気についても質問されるのが普通です。

症状によって異なりますが、医師はひととおり話を聞いてから診察をします。このときは、一応全身の状態を診ます。診察中に何か違和感を感じたり、痛みがあったりした場合には、がまんしたり、遠慮しないで医師に伝えて下さい。それが診断の際の大きな手がかりになります。

検査にあたって― 納得のいく治療のために

がんではないかという心配として病院を訪れた場合、そのことをはっきりと伝えてあれば、医師のほうではほとんど問題ないと思っても、患者の安心が得られるように「念のため検査をしましょう」ということが多いと思います。なかには「検査をする」ということで、「自分はがんだ」と思いこんでしまう人もいますが、そんなことはありません。検査は結果がでるまでははっきりとしたことは言えません。

しかし、検査は「なんのために・どのようなことをするか・苦痛を伴うか・どのくらい時間がかかるか・それで何がわかるか」などを十分納得した上で受けられたほうがよいと思います。「すべて医師まかせ」はお勧めしません。自分で納得、決断し、そのうえで専門家といっしょに検査していきましょう。

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